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synergyでキーボード/マウスを共有
synergyは1台のマシンのキーボードを複数台のマシンでネットワーク経由で共有す
るとても便利なソフトを発見しました。 synergyをインストール
synergyのパッケージをインストールします。 Red Hatベースのディストリビューションを使っているなら、以下のようにインストールできます。 rpm -Uvh synergy-1.0.14.i386.rpm
今のところ、LinuxとWindowsに対応しているようです。 オリジナルでは全角/半角キーがサポートされていなかったので、対応するパッチを当てたパッケージを以下のURLに置いてあります。 ftp://ftp.hoge2.net/pub/synergy/
Synergyfでは、キーボード/マウスを提供するマシンがサーバー、これを利用するマシンがクライアントとなります。 サーバーマシンでは、クライアントの配置を指定するための設定ファイルを用意します。 synergyサーバーの設定ファイルを編集 # sample synergy configuration file # # comments begin with the # character and continue to the end of # line. comments may appear anywhere the syntax permits. section: screens # three hosts named: moe, larry, and curly moe: larry: curly: end section: links # larry is to the right of moe and curly is above moe moe: right = larry up = curly # moe is to the left of larry and curly is above larry. # note that curly is above both moe and larry and moe # and larry have a symmetric connection (they're in # opposite directions of each other). larry: left = moe up = curly # larry is below curly. if you move up from moe and then # down, you'll end up on larry. curly: down = larry end section: aliases # curly is also known as shemp curly: shemp end
最初のセクション(section: screens)は、スクリーン(クライアント)が自分を含め、3台存在することを示していま す。 (moe, larry, curly) スクリーン前は、ホスト名と同じでも構いませんが、自分で決める事ができます。 section: screens # three hosts named: moe, larry, and curly moe: larry: curly: end
次のセクション(section: links)は、それぞれのスクリーンがどのように配置されているかを示しています。 以下は、moeの右へ移動するとlarryが存在し、上へ移動すればcurlyが存在する事を示しています。 すなわち、スクリーン(マシン)moe上でマウスカーソルがスクリーンの右端よりさらに右へと移動しようとすると、 マウスカーソルとキーボード/マウスの制御はスクリーン(マシン)larryへと移ります。 同じように、上へと移動するとスクリーンcurlyに移ります。 moe: right = larry up = curly
以下は、スクリーン(マシン)larryのための設定です。larryのスクリーンでマウスカーソルが左端を越えると制御 はmoeに、上端を越えると制御はcurlyへと移る事になります。 larry: left = moe up = curly
最後は、スクリーン(マシン)curlyの動作の設定です。 curlyでは、マウスカーソルがスクリーンの下端を越えたら、 制御をmoeに渡しています。 curly: down = larry
最後のセクション(section: aliases)でスクリーン名にエイリアスを与えるこ ともできます。 section: aliases # curly is also known as shemp curly: shemp end
設定ファイルを作成したら、グローバルの設定なら/etc/synergy.confに、ユーザー毎の設定なら ~/.synergy.conf に保存します。 設定を保存したら、 synergys(サーバー)を起動します。synergyサーバーの起動時に何もオプションを付けないと、 サーバーを起動したマシンのスクリーン名はホスト名(Windowsでは、コンピュータ名)と同じになります。 ホスト名と違ったスクリーン名を使うなら、 -n <スクリーン名> を付けてsynergysを起動します。 サーバーの起動 $ synergys -n moe ※サーバーでバインドするアドレスやポートを指定したいなら、-a <アドレス>:<ポート> オプションを指定します。 クライアントでは、特に設定ファイルはないので、以下のようにサーバーのホストとポートを指定してクライアント(synergyc)を起動します。 クライアントの起動 $ synergyc -n larry moe:24800 ※ポート指定(:24800)を省略下場合には、ポートは24800番が使われます。 Windows版のサーバーおよびクライアントはZIPファイルを展開したディレクトリの中のsynergyを起動するとGUIベースでの利用が可能です。 |